会社員の通退勤の時間に電車に乗ると、一車両に少なくとも二、三人は新聞を読んでる方がいますよね。通勤と退勤との電車移動中の時間を利用して新聞を読んでる会社員です。さてですが、彼らのうち、新聞の一面まるまる広げて読んでる人はあまり見かけないんじゃないでしょうか。大体の人は紙面を四つ折りに細長くし、それを片手で持って、もう片方で吊革に掴まるというスタイルで読んでらっしゃいますよね。電車は揺れるので両手が塞がると危ないですし、何より一面サイズは結構幅をとり他の乗客の迷惑になってしまうので、自然とああいった格好に落ち着くわけです。

が、そのスタイル自体の認知度はなかなか高いのに、具体的なやり方はイマイチ普及してません。まあ、ほとんどの方は起床後パンをかじりながら家で読んでるのでしょうから、知る必要を感じられないのでしょうが、時々朝寝坊して時間的に新聞を読むのがキツい日もありましょう。「電車で新聞」スタイルを知っておけばそんな日でも大丈夫なわけです。備えあれば患いなしです。この記事で画像付でやり方を解説します。

使うのは日経新聞のH26年5月20日の夕刊です。日経さん許してね。


1.新聞の1面です。まずこの状態から縦に半分折ります。
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2.こんな感じです。電車で読むときはこれがスタートポジションになります。つまりこの時、表(この画像で見ている面)が1面の右側・裏が1面の左側になります。1面を読む時はこの状態の新聞の表裏を見ていくのです。
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3.↑の状態のをひっくり返しました。1面の左側です。
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4.3.の状態から一頁だけめくります。2面の右側が、この画像での右側に出てきます。
これをさらに反対側に折ります。そして、折った方(2面の右側)が表になるようにひっくりかえします。
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5.するとこうなります。天か底を真横から見ると、ちょうどアルファベットのMの字を横から潰したような画です。
左側に山が二つできます。
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6.2面の右側に用が無くなったら、左側の山をめくります。右側に、2面の左側が出てきます。左側は3面の右側です。ややこしいですが。この状態で読んでも良いのですが、電車内では少し幅を取りますし、立っている時は両手が塞がって都合が悪いので、4.の時の様に、右側(2面左側)をさらに反対側に折ってやり、それが表になる様にひっくり返します。
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7.2面の左側に用がなくなり、ひっくり返して3面の右側を表にしました。
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8.次に3面左側を読むわけですが、ここで注意が要ります。7.の状態でひっくり返しても、既読の2面左側が出てきてしまいます。そこで一旦、その2面左側を一つ前の場所に戻すのです。つまり6.の画像の様にします。そしてまた↓の様に折るのです。(この画像は折る最中です笑)
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9.これで3面左側が出てきました。
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こんな感じで、同じ作業を繰り返せばOKです。ただこの読み方だと、見える範囲が狭いので読みたい記事を探すのに時間がかかります。広げて読む場合に比べ効率が悪いので、事前に家で見出しだけ拾い読みし、面白そうな記事に印をつけてから電車に乗ることをおすすめします。